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 川の砂利をとる砂利船(じゃりせん)、土を運ぶ土運船(どうんせん)、大型の荷物を運ぶ曳船(ひきぶね)と台船(だいせん)、川のゴミをきれいに取り除く清掃船(せいそうせん)などの作業船や、船の航行を監理(かんり)する監視船(かんしせん)なども、航行しています。
曳き(ひき)船と台船
 曳き(ひき)船は、台船(だいせん)をロープで引きながら進みます。台船は、重いものや、建物・橋などをつくるための鉄骨(てっこつ)など、道路では運びにくいものを運ぶのに適しています。
 
給油船(きゅうゆせん)
 水上バスの燃料を補給(ほきゅう)します。
 淀川や大川には、船のガソリンスタンドのような施設がないので、船から船へ燃料を補給しています。
 
渡し(わたし)船
 渡し船は、かって重要な交通機関でした。
 今では、近代的な橋がかけられ、陸上交通が便利になったため、淀川の両岸を結ぶ渡し船はなくなってしまいましたが、淀川の河口では、8ヵ所で、渡し船が無料で運行されていて、地元の人たちに利用されています。
 
プッシャーバージ船
 バージ船に荷物を積み込み、プッシャー船で押して進みます。このように、2隻(せき)の船を使って、作業を行います。
 また、バージ船は、倉庫や荷物置き場の役目も果たします。







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