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8 生活支援やまちづくりの仕事について
(1)町民の生活を支援する仕事(問30)
 町民の生活を支援する仕事への関心についてたずねたところ、「まあ関心がある」が28.0%で最も多く、ついで「関心がある」24.3%、「どちらともいえない」20.5%、「あまり関心がない」12.1%、「わからない」5.9%、「関心がない」2.6%の順であった。
 年齢層別に町民の生活を支援する仕事についての関心について見ると、20歳代では「どちらともいえない」、40歳代から50歳代では「まあ関心がある」、その他の世代では「関心がある」との回答が最も高くなっている。また、まちづくり活動は年齢が増につれて関心が高まる傾向が見られ、図表2−91に示すような相関関係が認められる。
 
図表2−90
  合計 関心がある まあ関心がある どちらともいえない あまり関心がない 関心がない わからない 不明
合計 626 152 175 128 76 16 37 42
100 24.3 28 20.5 12.1 2.6 5.9 6.7
20〜29歳 147 22 36 43 24 5 11 6
100 15 24.5 29.3 16.3 3.4 7.5 4.1
30〜39歳 88 22 18 18 17 5 5 3
100 25 20.5 20.5 19.3 5.7 5.7 3.4
40〜49歳 97 17 32 22 14 2 5 5
100 17.5 33 22.7 14.4 2.1 5.2 5.2
50〜59歳 117 36 41 22 7 1 4 6
100 30.8 35 18.8 6 0.9 3.4 5.1
60〜69歳 96 33 29 12 5 2 6 9
100 34.4 30.2 12.5 5.2 2.1 6.3 9.4
70〜79歳 79 21 19 10 9 1 6 13
100 26.6 24.1 12.7 11.4 1.3 7.6 16.5
不明 2 1 1
100 50 50
 
 
図表2−91 年齢層とまちづくり活動への関心度の相関図
(拡大画面:18KB)
 
 
図表2−92
年齢層 20〜29歳 30〜39歳 40〜49歳 50〜59歳 60〜69歳 70〜79歳
まちづくり活動への関心度 2.64 2.82 3.69 6.12 6.23 5
 
(2)育てていきたい仕事(問31)
 今後、育てていきたい仕事について、複数回答(3つまで)でたずねたところ、「ひとり暮らしを支える高齢者支援」が46.8%で最も多く、ついで「高齢者等の外出支援・宅配サービス」27.5%、「自然環境を保護育成」24.1%、「女性の社会進出等の子育て支援」24.0%、「地元産品を地元消費できるシステム」23.5%、「子どもたちの教育支援」22.7%、「高齢者の知識・経験を生かした仕事」21.7%、「在宅でできる情報・知識を活かした仕事」20.5%、「若者たちによる商品企画販売」18.0%、「農山村交流型の観光支援」9.1%の順であった。
 次に、年齢別に今後、育てていきたい仕事についての回答内容を見ると、30歳代を除く年齢層で「ひとり暮らしの生活を支える高齢者支援」との回答が過半数又はそれに近づく割合での回答となっているほか、30歳代でも「女性の社会進出等の子育て支援」次ぐ回答率となっている。
 
図表2−93
(拡大画面:88KB)
 
(3)仕事を育てる方法(問32)
 今後、支援する仕事を育てるために必要なことについて、複数回答(3つまで)でたずねたところ、「関心・意欲のある人材を発掘する」が47.8%で最も多く、ついで「意欲ある人が集まり検討組織をつくる」、「町外で活躍する団体、個人との情報交換」が共に30.4%、「軌道に乗るまで町が中心になり支援」29.2%、「既存組織が中心となり検討」19.2%、「モデル事業を立上げ具体的な例を示す」17.0%、「空き店舗・空地の利用を図る」16.5%、「町外から専門家を招き情報収集や勉強会」13.6%、「ボランティア組織等と協議する」10.2%の順であった。
 次に、年齢別に仕事を育てる方法についての回答内容を見ると、全ての年齢層で「関心・意欲のある人材を発掘する」との回答が最も多くなっているほか、60歳代では、「意欲ある人が集まり検討組織をつくる」も比較的高い回答率となっている。
 
図表2−94
(拡大画面:97KB)







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