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4. 海の状況を観察しよう
海面のゴミ
 「船の科学館」の近くで一番多いゴミは、ペットボトルとビニール袋です。どちらも人間が捨てなければ、海にはない物です。
 ほかにも、台風や大雨の後はたくさんの種類のゴミが流れてきます。運動靴やボール、工事現場用のコーン(赤い三角形の筒(つつ))に布団やしゃもじなど、何とも不思議な物でいっぱいになります。
 
鳥・魚・クラゲなど
 海をよく見てみると、夏の南風が強い日はアカクラゲ、水が冷たくなってくるとエイやカモ、そして岸壁を見るとたくさんの貝がくっついています。
 季節のほかに、砂浜や磯など、環境の違いによっても、住んでいる生き物の種類は違ってきます。
 何をどこで見たのか、必ず記録しておきましょう。
 
 
波の状態
 「船の科学館」のある場所は、湾の奥深くなのであまり波がありません。それでも、風の強い日には、小さな白波がたくさん発生します。また、目の前の航路を、大きな船が通ると波が起こります。
 今日の波は、どんな波でしたか? 海水浴場で見たことのある波と比べると、どんな感じがしましたか?
 
参考波高 ―
 
参考波高 〜0.1m
 
参考波高 0.2〜0.3m
 
参考波高 0.6〜1m







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