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シェルバーン船舶修理
29 Hero Road, Shelburne, Nova Scotia, Canada B0T 1W0
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施設: スプリット・マリン・レイルウェイ(引上船台) 115.4m x 18.5m、最大引き上げ能力3,000トン級。艤装岸壁全長600m
実績: 艦艇・商船の修理、改造(refit・conversion)
 
STENPRO
110 Water Street, Liverpool, Nova Scotia, Canada
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設備: スプリット・マリン・レイルウェイ 76.9m x 17.8m、1,800トン
 
 
Friede Goldman Newfoundland Ltd.(Friede Goldman Halter)
67-77 Ville Marie Drive P.O. Box 262 Marystown, Newfoundland AOE 2MO
 
  ■ Marystown Shipyard
  ■ Cow Head offshore Fabrication Facility
 
メリーズタウン造船所
1966年にニューファンドランドの漁業市場のニーズを満たすために創設された。運営は民間企業に委託されていたが、1972年に州政府が独自の役員会を指名。1970年代のノルウェー向けオフショア船建造契約で大幅な赤字を出し、経営難に陥るが、1980年代は持ち直し、80年代の半ばにBurin半島開発基金の出資でカウ・ヘッドの石油リグサービスを事業に追加、1990年代初めにオフショア開発基金から4,000万ドルの出資を受けて、カウ・ヘッドの大規模拡張工事を完了。その後、大型契約で失敗を繰り返し、1994年にウェルズ州知事(当事)が、民間工事中心のヤードへの転換を義務づけて、役員を総入れ替えした。その結果、競争力が向上し、1996年、1997年には、NTL、MMFELS、HAM Marineから大型契約を受注。1997年に会社売却が提案され、HAM Marineの親会社であるフリード・ゴールドマン社がこれを買収した。(同造船所の運営を維持できなくなった州政府が、1CADでフリード・ゴールドマンに売却した。)
 
売却の条件
■ フリード・ゴールドマン・ニューファンドランド(FGI)は、今後3年間、メリーズタウンで最低1,200,000工数を維持する。これを維持できなかった場合、1年目は1万CAD、2年目と3年目は5,000CADの罰金が課される。
■ FGIは少なくとも5年間の間、既存の資産をメリーズタウンから動かしてはならない。
■ FGIはメリーズタウン施設をただちに改良し、ビジネスプランの一部として500万CADから1,500万CADを資本投資プログラムにあてる。
■ 州政府は、競合する施設に投資しない。
■ 州政府はメリーズタウン施設の既存の環境汚染についてFGIを免責とする。
■ FGIはニューファンドランド及びラブラドール州における非EDGE7企業と競合しない事業要素においてEDGE指定を受ける。
 
なお、フリード・ゴールドマンに対する造船所売却の際に、トービン現産業相がニューファンドランド州の知事として、売却を推進したという経緯がある。
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施設: 9,358平米の屋内工場、746m x 18m シンクロリフト・プラットフォーム・ドック、180トンホイスト20基、サイドトランスファーシステム
実績: 漁船、オフショア支援船等の建造修理
 
カウ・ヘッド・オフショア工場
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施設: 14,000平米の屋内工場。
建造実績: Hibernia Offshoreプロジェクト向けトップサイド掘削モジュール、パイプラック
 
 
Washington Marine Group
■ Vancouver Shipyards Co., Ltd.
■ Vancouver Drydock Company (operated by Vancouver Shipyard Co.)
■ Victoria Shipyards Co., Ltd.
 
ワシントン・グループ、またはワシントン・カンパニーズは、米国の企業家、デニス・R・ワシントン氏とその一族が所有権を有する企業の通称であるが、各企業は法的、財政的にも独立した「スタンドアローン」企業体として運営されている。同グループは全米及びカナダ西部で事業を展開している。同グループは、「ワシントン・マリン・グループ」「ワシントン・レイル・グループ」等の事業グループを抱えているが、これも、通称であり、正式な企業として運営されているわけではない。ワシントン・カンパニーは多岐にわたる事業を展開しており、その業種は、運輸(マリン、鉄道、トラック)部門、鉱業・エンジニアリング・環境・建設・マネージメント部門、サービス・サポート部門である。モンタナ州のワシントン・コーポレーションズ社が、グループ内企業に対して、データ処理、コミュニケーション・サービス、人事アドバイス、経理、資産管理等のサービスを提供している。
 
ワシントン・マリン・グループ
ワシントン・マリン・グループは、主に海運、船舶修理、造船、舶用機器・サービス等に従事するワシントン・グループ内企業が集まったものである。
 
■ Cates Tugs (カナダ、タグ会社、1992年買収)
■ Kingcome Navigation(カナダ、ログバージ、タグ会社、1997年買収)
■ Norsk Pacific Steamship Company Ltd.(カナダ、海運会社、1995年買収)
■ Seaspan International Ltd.(カナダのタグ・バージ会社、1994年一部買収、1996年完全買収)
■ Seaspan Coastal Intermodal(元Canadian Pacific RailwayのCoastal Marine Operation部門、1998年買収)
■ Vancouver Shipyards Co. Ltd. (元Seaspan所有)
■ Victoria Shipyards Co. Ltd.
■ 及び、その子会社
 
バンクーバー造船所
50 Pemberton Avenue North Vancouver, B.C. Canada V7P 2R2
 
バンクーバー造船所/バンクーバー・ドライドック
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造船施設: 浮きドック
■ 220m x 45.8m、浮揚能力36,000トン
■ 131.1m x 33.5m、浮揚能力30,000トン
グレービング・ドック――347.6m x 38.40m、最大収容船型100,000dwt
シンクロリフト――90m x 21.34m、吊上能力1,500トン
レベル建造バース+横向き進水台、168m x 30 m
 
建造実績: クルーズ船、プロダクトキャリア、砕氷船、漁船、タグ/バージ、オフショアサプライ船、地震探鉱船、海洋構造物、特殊バージ、タグ、アルミニウム高速フェリー
修理: パナマックス級、最大85,000dwt
 
ビクトリア造船所
825 Admirals Road Victoria, B.C. Canada V9A 2P1
 
カナダ西海岸最大規模の船舶修理ヤードで最大100,000dwtの船舶の収容が可能である。
 
  ビクトリア造船所
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造船施設: ソリッド・フアウンデーション・グレービング・ドック
  全長361.5m、最大内法358.6m、幅38.4m
 
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