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3.2.2 航海数の月別の集計
 図 3.2-1はわが国周辺海域を航行したHNS輸送船舶の航海数の月別変化について、ケミカルタンカー、LPG船及びLNG船に分けて示したものである。
 HNS輸送船舶全体の航海数の月別変化をを見ると、もっとも航海数の多いのは3月の1,184航海であり、少ないのは2月の966航海であった。年間総航海数は13,188航海であり、月平均では1,099航海となる。
 ケミカルタンカーの航海数の月別変化を見ると、もっとも航海数の多いのは10月の723航海であり、少ないのは2月の557航海であった。年間総航海数は7,949航海であり、月平均では662航海となる。
 LPG船の航海数の月別変化を見ると、もっとも航海数の多いのは3月の281航海であり、少ないのは2月の223航海であった。年間総航海数は2,981航海であり、月平均では248航海となる。
 LNG船の航海数の月別変化を見ると、もっとも航海数の多いのは3月の210航海であり、少ないのは6月の152航海であった。年間総航海数は2,258航海であり、月平均では188航海となる。
 LPG船とLNG船とは、おおむね同様の変化傾向が見られる。
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図 3.2-1: わが国周辺海域を航行したHNS輸送船舶の航海数の月別変化(1997年)
3.2.3 航海数の仕出国・仕向国別の集計
(1) HNS輸送船舶全体の集計
 わが国周辺海域を航行したHNS輸送船舶全体の航海数を、仕出国・仕向国別に集計した結果を表 3.2-5(1)〜(4)に示す。
 仕出国または仕向国別の割合を見ると、日本が約34%、韓国が約18%、台湾が約15%、中国が約9%、インドネシアが約5%、マレーシア及びシンガポールが約3%となっている。
 
(2) ケミカルタンカーの集計
 わが国本周辺海域を航行したケミカルタンカーの航海数を、仕出国・仕向国別に集計した結果を表 3.2-6 (1)〜(3)に示す。
 仕出国または仕向国別の割合を見ると、日本が約32%、韓国が約21%、台湾が約19%、中国が約12%、香港及びシンガポールが約3%となっている。
 
(3) LPG船の集計
 わが国周辺海域を航行したLPG船の航海数を、仕出国・仕向国別に集計した結果を表 3.2-7 (1)及び(2)に示す。
 仕出国または仕向国別の割合を見ると、日本が約35%、韓国が約17%、台湾が約13%、中国が約8%、シンガポールが約6%、アラブ首長国連邦が約5%、サウジアラビアが約4%、インドネシアが約3%となっている。
 
(4) LNG船の集計
 わが国周辺海域を航行したLNG船の航海数を、仕出国・仕向国別に集計した結果を表 3.2-8に示す。
 仕出国または仕向国別の割合を見ると、日本が約41%、インドネシアが約20%、マレーシアが約11%、ブルネイが約8%、韓国が約7%、オーストラリアが約6%、アラブ首長国連邦が約3%となっている。
表 3.2-5(1): わが国周辺海域を航行したHNS輸送船舶全体の仕出国・仕向国別航海数(1997年)
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