第11回日本太鼓全国講習会が6月9・10日、長野県穂高町牧区体育館を中心に行われました。

　地元長野県をはじめ、北は北海道、南は宮崎県まで、21都道府県から250名の太鼓愛好者が参加しました。開講式は、財団を代表して小野常務理事、主管団体より小口支部長の挨拶があり、続いて藤原穂高町助役より歓迎の挨拶がありました。また、会場に当財団の事業活動を伝えるパネルが展示され、多くの受講者が熱心に見ていました。

　各講座が開始され、講師の厳しい指導のもと、受講生は汗を流して技術の習得に励んでいました。

　閉講式は、塩見副会長、小口支部長より挨拶があり、講習会は無事終了しました。閉講式終了後、公認指導員の認定式が行われ、1級公認指導員に認定された北海道の塚原茂夫氏、当財団の認定制度開始時より技術認定を経て初の3級公認指導員に認定された高島奈々、笑美氏の姉妹に塩見副会長、小口支部長よりそれぞれ認定証、認定バッチが授与されました。

　

○専門講座
御諏訪太鼓講座	講師	小口　大八氏
ゆふいん源流太鼓講座	講師	長谷川　義氏
銚子はね太鼓講座	講師	宮崎　義政氏
○基本講座
3級基本講座	講師	松枝　明美氏
4級基本講座	講師	安江　信寿氏
5級基本講座	講師	古屋　邦夫氏
	講師	羽土　聡氏

　

技術認定試験の結果は次の通りです。
1級検定	8名受験	7名合格(2名認定)
2級検定	47名受験	37名合格(6名認定)
3級検定	44名受験	36名認定
4級検定	47名受験	45名認定
5級検定	79名受験	79名認定

＊技術レベルの向上により、検定試験の合格が厳しくなっておりますので、気を引き締めて試験に臨んで下さい。

　第5回日本太鼓支部講習会が石川県支部主催により5月12・13日、石川県尾口村総合センター北竜会館において開催されました。

　4級・5級基本講座が設けられ、108名の受講者が参加しました。希望者に対し、技術認定試験(学科・実技)が行なわれました。

　第6回日本太鼓支部講習会が全九州太鼓連合、大分県支部主催により6月23・24日、大分県湯布院町立スポーツセンターにおいて開催されました。

　4級・5級基本講座に加え、締太鼓、笛、抱え桶、九州の響きの4専門講座が設けられ、260名の受講者が参加しました。希望者に対し、技術認定試験(学科・実技)が行なわれました。

　この結果、公認指導員・技術認定員の現在数は次のとおり。

1級24名、2級73名、3級137名、総数236名。

1級5名、2級24名、3級157名、4級324名、5級1,333名、総数1,843名。

公認指導員と技術認定員の総数は、2,079名となりました。