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(航路計画・保持)
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(無線機器)
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(2) 日本の見なしシェアの将来シナリオ
 将来の海外における日本製舶用機器の見なしシェアは一定とし、過去3年間の平均値をそのまま採用した。即ち、輸出予測では、日本の舶用製品の競争力上昇、ないしは低下を見込んでおらず、競争力一定とのシナリオに立脚している。
(3) 舶用機器輸出予測
 以上の結果、舶用機器の輸出は次表のように展望される。
 多くの品目において、輸出は今後ともほぼ横ばいで推移する結果となっている。
表:舶用機器輸出展望
調査対象品目分野 単 位 実 績
1995 1996 1997 1998 1999 2000
ディーゼル機関 主機関 (500PS-) 千PS 856 853 907 551 268 268
補機関 千PS 189 284 354 376 309 392
ポンプ 百万円 1,279 2,184 3,444 2,377 1,934 4,023
電気機器 発電機 千KW 106 110 164 159 135 246
電動機 千KW 79 82 135 133 105 161
クレーン 百万円 755 941 2,263 1,139 266 847
ハッチカバー 百万円 908 761 480 350 200 250
プロペラ 固定ピッチプロペラ トン 593 795 502 754 1,031 816
可変ピッチプロペラ (CPP)
百万円 232 920 853 705 733 1,085
航海用機器 航海計画・保持 百万円 5,517 5,763 6,266 4,722 4,871 5,587
航行・航路監視 百万円 9,337 11,413 9,661 9,480 11,986 11,802
無線機器 百万円 4,543 6,828 6,090 5,032 5,131 1,989
漁労用機器 百万円 2,292 2,956 3,263 2,037 2,839 3,470
機関室補機 百万円 5,136 6,741 7,662 8,140 7,092 7,367
調査対象品目分野 単 位 実績推計 予 測
2001 2002 2003 2004 2005-10
年平均
ディーゼル機関 主機関 (500PS-) 千PS 247 238 259 259 207
補機関 千PS 361 348 379 379 303
ポンプ 百万円 2,801 2,698 2,936 2,936 2,248
電気機器 発電機 千KW 222 214 233 233 182
電動機 千KW 146 140 153 153 119
クレーン 百万円 734 707 770 770 670
ハッチカバー 百万円 369 356 387 387 333
プロペラ 固定ピッチプロペラ トン 1,069 1,030 1,121 1,121 813
可変ピッチプロペラ (CPP) 百万円 1,423 1,371 1,492 1,492 1,082
航海用機器 航海計画・保持 百万円 6,114 5,890 6,409 6,409 4,806
航行・航路監視 百万円 13,860 13,352 14,529 14,529 10,919
無線機器 百万円 4,800 4,624 5,031 5,031 3,909
漁労用機器 百万円 3,145 3,029 3,296 3,296 2,460
機関室補機 百万円 11,287 10,873 11,831 11,831 9,931
図:舶用機器輸出実績と将来予測(2000年=100とした時の指数値)
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3. 舶用機器輸入予測
(1) 輸入のフレームワーク
 舶用機器の輸入予測については、直近3ヵ年の輸入比率(輸入/内需)が今後とも一定で推移するものとして、算出した。即ち、海外からの舶用機器輸入の増大は前提としていない。
(2) 舶用機器輸入予測
 舶用機器輸入は、ほぼ横ばいで推移するものと予測される。また、輸入量水準は全般的に高い水準にはならない。
表:舶用機器輸入展望
調査対象品目分野 単 位 実 績
1995 1996 1997 1998 1999 2000
ディーゼル機関 主機関 (500PS-) 千PS 0 0 0 0 0 0
補機関 千PS 220 159 150 110 279 279
ポンプ 百万円 1,114 960 1,724 1,681 2,352 2,392
電気機器 発電機 千KW 20 21 22 21 19 20
電動機 千KW 33 40 40 35 45 12
クレーン 百万円 346 261 299 1,047 587 125
ハッチカバー 百万円 0 0 0 300 80 100
プロペラ 固定ピッチプロペラ トン 253 290 233 308 199 13
可変ピッチプロペラ (CPP)
百万円 99 84 135 124 44 5
航海用機器 航海計画・保持 百万円 (60) (289) (6) (66) (2,848) (4,216)
航行・航路監視 百万円 (98) (431) (9) (126) (4,575) (7,708)
無線機器 百万円 (110) (15) (32) (66) (32) (3,478)
漁労用機器 百万円 0 130 164 100 137 133
機関室補機 百万円 1,838 1,941 2,378 1,634 1,814 2,056
調査対象品目分野 単位 実績推計 予測
2001 2002 2003 2004 2005-10
年平均
ディーゼル機関 主機関 (500PS-) 千PS 0 0 0 0 0
補機関 千PS 282 258 251 254 237
ポンプ 百万円 2,223 2227 2,420 2,453 2,061
電気機器 発電機 千KW 25 23 22 22 21
電動機 千KW 32 30 31 31 27
クレーン 百万円 505 466 522 529 497
ハッチカバー 百万円 139 122 123 124 124
プロペラ 固定ピッチプロペラ トン 203 189 187 188 162
可変ピッチプロペラ (CPP) 百万円 58 60 63 66 78
航海用機器 航海計画・保持 百万円 (4,601) (4,510) (4,772) (4,850) (4,538)
航行・航路監視 百万円 (8,428) (7,999) (8,520) (8,612) (7,947)
無線機器 百万円 (1,299) (1,245) (1,314) (1,327) (1,221)
漁労用機器 百万円 112 112 112 112 107
機関室補機 百万円 2,075 2,008 2,161 2,192 1,915
注:航路計画・保持、航行・航路監視、無線機器については、前述のとおり、足元(1999年〜、ないし2000年)の値が試算値となっており、それ以前との統計的な連続性がない。従って、予測値については、その水準は必ずしも意味がなく、足元値との水準比較のみが意味をなすと考えなければならない。そのため次に掲載する2000年=100とする指数値では、これらの品目は割愛することとする。
図:舶用機器輸入実績と将来予測(2000年=100とした時の指数値)
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