1. 機関関係の規制に関しての日本提案
IMOのDE(設計設備小委員会)は、MEPC(海洋環境保護委員会)の要請を受けて、NOxモニタリングのガイドラインの作成にとりかかっている。2000年4月開催された、IMO第43回設計設備小委員会(DE43)で、ドイツをリーダーとする非公式CGを構成することを承認し、DE44で検討することとなった。
2001年3月開催された、IMO第44回設計設備小委員会(DE44)で「NOxモニタリングに関するガイドライン」について、ドイツより非公式に集めたドラフトの提出(日本もドラフトを提出)がドイツのミスで遅れ、公式資料として配布されなかった。
小委員会(DE)はドラフト作成促進のため、ドラフティンググループを設け、ドラフト作成のための準備作業とコレスポンデンスグループの必要性の検討を行うことを決定した。
日本としても積極的に意見を出すこととなり、(社)日本舶用工業会の大形機関技術専門委員会・中形機関技術専門委員会のメンバーが中心となって、IMO第45回設計設備小委員会(DE45)へ向けて、日本提案を提出した。[
日本提案は資料番号(1)DE45/4に記載]