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第三部門(特定分野の功績)
第三部門 特定分野の功績  計7件
[1]海の安全確保、環境保護、汚染防止等につくされた功績 日本財団賞・海の貢献賞 2件
 畠山重篤 はたけやましげあつ (昭18.10.7生) 宮城県本吉郡唐桑町
 気仙沼湾に面する宮城県唐桑町でカキ養殖業を営みながら、平成元年から漁民仲間と落葉広葉樹を植える「森は海の恋人」運動を始め、全国に影響を与えた。子どもたちに養殖現場での体験学習を指導するなど、森と川と海の関連を教え、環境に対する理解を養殖業の立場から訴え続けている。 
推薦者 社会貢献支援財団事務局
 石井謙治 いしいけんじ (大6.5.29生) 東京都世田谷区
 日本における和船研究の乏しさを憂い昭和30年より和船研究を始め、日本海事史学会や多くの博物館の設立に参画、その運営に尽力すると共に、研究論文を次々と発表し、現在では和船研究の第一人者として後進の指導にも精力を傾けている。 
推薦者 神山榮一
[2]日本(人)が関係する事柄で、社会と人々の安寧と幸福のためにつくされた外国籍の方の功績 (日本財団賞・国際協力賞) 2件
 Edward Heinrich−Sanchez エドワルドハインリックサンチェス (1962.8.23生) 沖縄県石川市
 Kenneth Ehman ケネスイーマン (1965.12.24生) 沖縄県中頭郡読谷村
 多和田栄作 たわたえいさく (昭44.8.3生) 沖縄県那覇市
 平成3年より沖縄県において定期的に海浜清掃を実施、海洋ゴミのデータを分析・公表し国内外の環境保護団体とのネットワーク作りにも努め、次世代を担う子供たちへの環境教育にも尽力するなど、沖縄の海の環境保護に貢献されている。 
推薦者 沖縄県
 Wasono ワソノ (1930.7.25生) インドネシア共和国
 多年にわたり造船技術者としてアジア地域の造船業の発展に寄与する傍ら、昭和32年以来ボランティアで日本からの民間交流ミッションの受け入れ、インドネシア学生の日本での研修斡旋に奔走するなど、日本とインドネシア両国間の民間交流促進に貢献されている。 
推薦者 (社)日本中小型造船工業会
[3]自ら積極的に社会や他人のためにつくしている若者の功績 (日本財団賞・21世紀若者賞) 3件
 産山村子どもヘルパー うぶやまむら (59名/代表 辻井芙希・井梢) 熊本県阿蘇郡産山村
 熊本県阿蘇郡産山村において、小学校高学年児童全員により結成され、学校のゆとりの時間を利用して老人宅を訪問し窓拭きや話し相手になるなどの交流を深め、お年寄りの積極的な外出を促すなど、地域交流と高齢者福祉に貢献している。 
推薦者 産山村
 萩原麗子 はぎはられいこ (昭52.9.27生) 京都府京都市
 京都市において平成11年より町家倶楽部ネットワークに参加し、西陣地区で使われていない町家と、町家で夢を叶えたいという若者との仲介活動を行い、人々の交流を促すなど、文化の保存と地域の活性化とに貢献されている。 
推薦者 新野豊
 横田宗 よこたはじめ (昭51.3.20生) 東京都武蔵野市
 高校生の時に火山噴火で壊れたフィリピンの孤児院を訪れて修復を決意、大学入学後にボランティアグループACTIONを設立。呼びかけを行って支援のためのワークキャンプを開催し、修復のほか設備の更新を実現した。その後も多岐にわたる国際的なボランティア活動を続けている。 
推薦者 社会貢献支援財団事務局








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