II.発声指導員養成事業の評価会(2001)
1.開催日時: 2001年5月10日(木)〜5月13日(日)
(5/10登録受付、5/11報告会、5/12評価会、5/13交流会)
2.開催地: |
長富宮飯店 |
中国北京市建国門外大街26号 |
|
北京新僑飯店 |
〃 東交民巷2号 |
3.出席者: |
バングラデシュ |
Kamal Uddin |
|
中国 |
韓 徳民 |
|
|
紀 燕 |
|
ホンコン |
Lam, Lai Kun |
|
|
William I. Wei |
|
インド |
Premanand |
|
|
Brij Mohan Abrol |
|
インドネシア |
Nury N Handekin |
|
日本 |
坂上 昌平 |
|
|
久永 進 |
|
韓国 |
洪 元杓 |
|
|
Gill Ryoung Kim |
|
マレーシア |
Imran Gurbachan |
|
|
Mohd Amin Jalaludin |
|
ネパール |
Rakesh Prasad Shrivastav |
|
パキスタン |
M. Jalisi |
|
フィリピン |
Rene S. Tuazon |
|
タイ |
Karoon Trakulphdetkrai |
|
|
Sunanta Polpthapee |
|
|
12ヶ国 19名 |
4.評価会
5月12日(土)長富宮飯店 会議室において、12ヶ国19名の参加者全員が出席して発表と討議が行なわれた。
次項 A の評価項目に従って、すべての代表の説明があり、検討の8結果、次項 B のように、まとめが作成された。
A.評価項目: |
(1)対象国の選定 |
|
(2)研修生の選考 |
|
(3)研修課程および内容 |
|
(4)講師 |
|
(5)教材 |
|
(6)見学 |
|
(7)滞在生活 |
|
(8)後付け指導 |
|
(9)自国指導員の現地養成 |
|
(10)喉頭摘出者団体の組成 |
B.評価内容のまとめ:
a.本事業 直接の目標である発声指導員の養成は、6年間の招致研修で35名、後付け指導を含む派遣研修で370名、に達した。
彼等が中心となって推進している発声講習会は12ヶ国合計54回で受講者は1,747名と報告されている。
将来の波及効果が期待でき、上記の数字は十分に評価される。
b.日本へ研修生を呼ぶ招致研修は、意外に問題点を多く抱えていた。自国から1人という場面が、極端に敬遠されている。
このことが通訳に対する不満にまで、繋がってしまう。
c.途中から採用した、後付け指導に対して継続実施の希望が多い。受講者の人数を増加できるので、効率が良いと喜ばれている。
自国にいる安心感、とくに自宅から通勤できる人の喜びは大きい。
5.報告会
評価会に先立ち、5月11日(金)長富宮飯店会議室において12ヶ国18名の代表が出席し、各国の活動状況の発表を行なった。
その内容は別紙、レポートのとおりであった。
6.交流会
最終日5月12日(土)慕田峡 紅螺寺において交流会を開催した。
13ヶ国19名の代表と中国再声会の喉頭摘出者20名が参加して親睦を深めた。