きょうは、これからお話しいただきますのは、実は実験系とむしろ申したほうがいいと。あるいは、歴史系と言うんでしょうか。地球には長い歴史があります。そういうものをどう扱っていくかという時の流れも出ております。つまり、時間の問題と、空間における物理学的な物の動きということをテーマに、1つの解析を見せていただくわけです。これを、もちろんそのまま持って帰って、皆さんがやるということには決してならないわけでして、あくまでも1つの切り口、ああ、こんなアプローチもあったのか、こんなことがあったのか、ここのところいただきというようなことで、皆さんの参考にしていただければというのが私どもの願いでございます。
言いたいことはたくさんございますけれども、また後ほど私がコーディネーターの役目で討論のほうに入りますので、そのときに幾つかの問題点、あるいは皆さんからのご質問を含めてアレンジしまして、ご紹介したいと思います。
とりあえずきょうのところは、気を楽にして、肩の力を抜いて、大先生方の優しい講義で楽しんでいただく。キーワードとして、総合の学習は、子供たちにとって楽しくなければほとんど意味がないと、私は信じております。どうぞよろしくお願いいたします。