試料はDSC5における通信グループの経過報告書に基づいて選定した。
Carol Lake Iron Ore(鉄精鉱)は、液状化物質と考えられる比較的粗い物質である。Copper concentrate(銅精鉱)とzinc concentrate(亜鉛精鉱)は、典型的な液状化物質である。Granulated Nickel Slag(粒状ニッケル鉱滓)は、液状化しない物質と考えられる。SedimentaIy Galena(沈殿方鉛鉱)は、液状化しない物質と考えられる比較的細かい物質である。以下、ANNEXにおいて試料名を短く「Iron Conc.」、「Copper Conc.」、「Zinc Conc.」、「Nickel Slagnd」および「Galena」という。
1.2 真密度の計測
真密度は、プロクター/ファガベリ試験と液状化判別試験のために測定した。ポーランドと日本はともに比重びんを用いて真密度を測定した。試験結果を表2に示す。