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ANNEX

試験結果

 

1 試料と基本物性値計測

1.1 試料

試験において使用した試料を表1に示す。

 

表1 実験に使用した試料

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試料はDSC5における通信グループの経過報告書に基づいて選定した。

Carol Lake Iron Ore(鉄精鉱)は、液状化物質と考えられる比較的粗い物質である。Copper concentrate(銅精鉱)とzinc concentrate(亜鉛精鉱)は、典型的な液状化物質である。Granulated Nickel Slag(粒状ニッケル鉱滓)は、液状化しない物質と考えられる。SedimentaIy Galena(沈殿方鉛鉱)は、液状化しない物質と考えられる比較的細かい物質である。以下、ANNEXにおいて試料名を短く「Iron Conc.」、「Copper Conc.」、「Zinc Conc.」、「Nickel Slagnd」および「Galena」という。

 

1.2 真密度の計測

真密度は、プロクター/ファガベリ試験と液状化判別試験のために測定した。ポーランドと日本はともに比重びんを用いて真密度を測定した。試験結果を表2に示す。

 

表2 試料の真密度

057-2.gif

 

1.3 粒径分布計測

ポーランドと日本は各試料の粒径分布を計測した。試験結果、即ち各試料の粒径加積曲線を図1および図2に示す。

 

 

 

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