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4 調査・検討の結果、試験に適当な物質として以下を選択した。:

● Caropl Lake鉄精鉱

● 銅精鉱、亜鉛精鉱または鉛精鉱

● 粒状の鉱滓

● 沈殿方鉛鉱

 

第5回及び第6回会合間における通信グループの活動

 

5 第5回および第6回会合の間に、通信グループにおいては、三回文書が回章された。

.1 通信グループのタスクの確認と試料送付依頼;

.2 試験結果の回章;及び

.3 報告書案のチェック

試験はポーランドと日本によって行われた。日本はポーランドの優れた成果について改めて感謝の意を表する。

 

6 次の5試料について試験を行った。

● CaroI Lake鉄精鉱

● 銅精鉱

● 亜鉛精鉱

● 粒状ニッケル鉱滓

● 沈殿方鉛鉱

このうち、亜鉛精鉱と銅精鉱は典型的な液状化物質である。Carol Lake鉄精鉱は、経験的に液状化物質と判断される、比較的粗い物質である。沈殿方鉛鉱は、経験的に液状化しないと判断される、比較的細かい物質である。粒状ニッケル鉱滓は、経験的に液状化しないと判断される粒状物質である。沈殿方鉛鉱はポーランドから、Carol Lake鉄精鉱はカナダから日本に送付された試料である。その他の3試料は日本において準備し、カナダからの試料とともにポーランドへ送付した。

 

7 以下の試験を行った:

● 試料の基本物性値計測;

● BC Code D.1.3に記載されているプロクター/ファガベリ試験

● BC Code D.1.2に記載されている貫入法試験

● DSC2/12/1において提案されている液状化物質判別試験(一部改定)

● 透水性試験

 

 

 

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