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また、排気ガスからCO2を分離抽出させる方法として、活性炭を用いてCO2を吸収し、そのCO2を吸収した活性炭を収納した容器を減圧してCO2を分離し、取り出す方法を開発した。この方法により、CO2の回収率は60%程に向上したが、全体の容器が大型となり、実用上には未だ改善の余地が有ることが判った。(図3.3)

 

以上述べた事が、研究開発の技術的背景と開発の目標及び現在までに得られている成果であるが、本年度は遮熱構造を持つガスエンジンの試作であり、燃料はCNGとし、燃焼方式は予混合圧縮着火(ディーゼル)方式とすることとし、その試作を実施した。

 

 

 

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