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(3) ゆとりゆたかさ時代の到来(余暇価値の変化)

 

国民が「今後生活の特にどのような面に力を入れたい」と考えているのかについての世論調査では、「レジャー・余暇生活」を挙げるものが最も多く、昭和58年に「住生活」を抜いて以来、連続して第1位の座にある。

また、平成10年10月に一部祝日の月曜日指定化のための関連法案が成立し、平成12年1月より施行されている。いわゆる「ハッピーマンデー」により、連休が増加することとなったが、これにより国民の旅行促進等の余暇生活のさらなる充実が図られるものと期待される。

 

図表II.-9. 今後の生活の力点の推移

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(注) 1 総理府広報室「国民生活に関する世論調査」(11年12月)による。

2 耐久消費財:自動車、電気製品、家具などの耐久消費財の面

 

【観光への影響】

○ 観光に関するニーズの高まり

○ 長期滞在型、広域連携型

 

【観光船事業への影響(例)】

○ 関西方面の観光客の立ち寄り需要の取り込みが求められる

○ 陸上の集客施設等との連携が求められる

○ 目の肥えた客を対象に高付加価値型のサービス提供が求められる

 

 

 

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