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<会員紹介>

 

〔正会員〕 株式会社 日本海洋科学

入会年月日 平成12年1月1日

設立年月日 昭和60年9月1日

資本金 4億2,000万円(平成12年6月現在)

職員数 66人(平成12年6月末現在)

代表者 代表取締役社長 庄司洸一郎

所在地 〒140-0004 東京都品川区南品川2-3-6

 

[会社の沿革]

当社は、昭和60年(1985年)、「21世紀に向けての海事技術の研究・開発」を目的に、日本郵船株式会社全額出資により設立した。その後、操船シミュレータの導入、学識経験者、専門技術者の補充を重ね、海事技術(海運、港湾、船舶と関連機器・システム、情報、環境を総合した全体技術・システム)を専門とするシンクタンク及びコンサルタント企業として国内及びアジア地域を中心とした海外の事業を拡大中。また、平成12年5月には新しい海事技術と産業の創造を目指し、東京・神戸両商船大学と海事シンクタンクコンソーシアムを結成、海事教育や海のITS等の新ビジネス開発・研究に取り組んでいる。

 

[事業の内容]

1. 港湾・海上交通設計コンサルタント事業

1] 国内及び東南アジア地区を中心とした港湾開発・総合物流の調査研究コンサルタント、国内海上交通の実態調査解析事業等

2] 本社事務所内に自社開発の操船シミュレータ(コンピュータ・グラフィックスにより実船同様各種船舶の性能に応じ操縦できる船橋装置)を設置し、船舶の航行安全、港湾の効率化等を目的とした各種事業(船員訓練、港湾形状の検討、海難事故の原因究明他)及び装置を含む総合システムの製作販売(販売実績:神戸商船大学他)

2. 船舶運航・港湾管理コンサルタント事業

TSLの運航技術指導・監督、自動車専用船のパフォマンス検査及び指導、タンカーの安全指導監督等実船の運航、検査、監督、及びコンテナターミナルを含む港湾の運営管理コンサルタント

3. 海事技術・システム研究開発

学識経験者、専門技術者集団によるIT関連を含む実践に直結した技術研究開発

*フリートサポートシステム(FSS)の開発、*マルチエージェントシステムによる離着岸システムの開発、*物流システムの研究、*海のITSの実用化等

 

[主な海外プロジェクト実績]

1992年:バンコック クロントイコンテナターミナル運営に係る技術移転(JICA)

1994年:

1] ヨルダン国アカバ港2010年改善計画M/P作成(JICA)

2] コロンボ港延長計画(OECF)

1996年:

1] ベトナム国全国海上輸送整備・開発に係るM/P作成(JICA)

2] タイ国レムチャバン港コンテナターミナル建設(PAT)

2000年:

1] ベトナム国ダナン港(ティエンサ地区)改良計画(JBIC関連)

2] コロンボ港改善事業に係る案件実施支援調査(JBIC)

 

 

 

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