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11) 機関科実習室(外国船社と共同訓練)

*旋盤、穿孔機、切断機、溶接機等

12) GMDSS(8人用)PCベースシミュレーター(外国船社と共同訓練)

13) 消火訓練施設(外国船社と共同訓練)

 

日本からの機材も大切に使用されているが、コンピューター部分の故障、実験水槽の故障等が見られるが、修理の予算が取れず苦慮している。日本からの無償資金協力による代替が難しい場合、草の根無償での修理でも利用できないかとの希望を持っている。

 

4.2.3 教育・訓練体制

IMTは、校長の他49名のスタッフ(パートタイムを除く)で運営されている。新人教育生は、1998年まで150人/年を受け入れていたが、現在は200人/年に増員、更に300人/年に増員したいとの希望を持っている。

甲板部の教育、訓練は、8名の常勤教官とパートタイムの講師約20名が実施している。機関部は、10名の常勤教官とパートタイムの講師約10名が担当している。

新人教育の他に再教育コース、短期コース、船員の基礎コースが設けられている。

 

4.2.4 教育・訓練の内容

IMOの国際条約に従って教育家実施されている。実施されている課程は以下のとおりである。

また、コースの教育内容は、IMOモデルコースの教育内容に準じている。

 

A. 職員新人教育

1) 航海士課程 1年

2) 機関士課程 1年

 

B. 職員再教育

1) 二等航海士課程(外航) 6カ月

2) 船長/一等航海士課程(外航) 6カ月

3) 一等航海士課程(内航) 4カ月

4) 船長課程(内航) 6カ月

5) 三等機関士課程(外航) 1カ月

6) MOT二等課程(Part A/B) 6カ月

7) MOT一等課程(Part A/B) 6カ月

 

 

 

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