日本財団 図書館


併せて、バスターミナルの計画・設計において以下のことに留意するように提言されている。

・乗換抵抗の最小化(モード間の乗換距離、バス停周辺の設計、身体障害者への配慮)

・需要に合わせた供給計画(サービス頻度、座席数)

・附随施設の充実(キス&ライド・パーク&ライド施設の併設、周辺道路のバスレーン設置)

・利便性の向上(料金システムの統合、待ち合わせ時間の最小化)

 

(4) バス停施設の整備(標示板、シェルターなど)

バス停留所施設は設置対象道路の管理者が整備するため、市道、州道、国道で窓口が異なる。写真は拡幅中の国道に新たに設置されているバス停で、歩道橋とデザインが統一されている。

現状、Jalan Wong Ah Hookには既にバス専用レーンが設置されているが、バス停も併設されているため通過交通の処理能力が低い。このため、図4.4のようにバス停と通過交通を分離して、交通処理能力を拡大するプランが提案されている。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION