(2) 新しいフリートサポートシステムの開発(SR 240)
(3) 舶用EGR等NOx防止システムの研究(SR 241)
(4) 原油タンカーの新形コロージョン挙動の研究(SR 242)
(5) スーパーシャロードラフト船の船型開発の研究(SR 243)
(6) 実海域対応の船舶性能設計システムの研究(SR 244)
(7) 二重殻タンカーの船体構造寿命に関する研究(SR 245)
(8) 船殻ブロックのデジタル生産技術の基礎研究(SR 246)
(9) 船舶技術の創造的展開に関する調査研究(SR 500)
2. 船舶関係諸基準に関する調査研究(RR)〔日本財団助成事業〕
IMOの委員会等の審議・検討課題に対応し、また船舶を取り巻く国内環境の変化等に対応して、次の事項を中心とする調査研究を行政の協力を得て実施する。また、研究結果が条約等に反映されるようIMOの委員会等に出席して、意見の開陳情報提供等を行う。
(1) 損傷時復原性基準の見直し(RR 71)
(2) 火災試験方法の統一(RR 73)
(3) バルクキャリアに対する追加的安全措置(RR 74)
(4) バラスト水による汚染防止(外洋でのバラスト水交換時の安全性)(RR 74)
(5) エリカ号事故に関連するタンカーの安全対策(RR 76)
(6) 新燃料運搬船の安全対策(RR 46)
(7) 旅客船の避難経路の設計検査指針(RR 48)
(8) 内航船の衝突・座礁防止対策へのFSA試適用(RR 49)
3. 造船技術研究開発課題並びに研究成果の調査〔日本財団助成事業〕
造船技術開発協議機構の事務局業務として、造船技術に関する研究開発の総合的計画の企画と調整に資するため、主要研究機関の実施計画及び重要研究開発課題の動向について調査を実施する。
また、研究開発成果の有効活用に資するため、研究開発成果の評価及び成果の活用状況に関する追跡評価を実施する。
4. その他
(1) 運輸省等受託事業
標記事業の委託が予想されるので事業委託があった場合実施する。
(2) 研究成果報告会の開催〔日本財団助成事業及び自主事業〕
東京においてSR研究及びRR研究、広島等においてRR研究の成果報告会を開催する。
(3) 会誌の刊行〔日本財団助成事業〕
会誌「造船研究」を年4回刊行し、会員その他関係機関等に配付して、本会実施事業等の周知を図る。
(4) 付帯事業
SR研究の事前の調査、実施の調整、成果のとりまとめ、周知など助成事業等を円滑に実施するための諸事業を行う。
(5) 表彰関係
造船並びに舶用工業における発明考案に係る運輸大臣・地方運輸局長表彰等の推薦を行う。