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設立年月日 平成9年10月1日

資本金 18,011,030千円

所在地 東京都千代田区内幸町2-1-1

TEL 03-3501-2146 FAX 03-3580-8173

指定代表者 技術部長 松村隆義

 

平成12年度におけるSR研究の概要

研究部

 

継続課題

1. SR 239「船舶の摩擦抵抗低減法に関する研究」(平成10〜13年度)

船舶の推進抵抗の大半を占めている摩擦抵抗の低減法について、マイクロバブル法、空気膜法、表面処理法の基本的メカニズムの解明とデバイスの考案を行うとともに、実船への適用性を考慮した尺度影響等の研究及び実船実験を行う。

(参加会員等:17機関、部会長:鈴木阪大教授)

 

2. SR 240「新しいフリートサポートシステムの開発」(平成11〜13年度)

最近のISMや通信・情報技術の進展等にも対応し、海運・造船の共同作業(SR 238)で示された、時代を先取りした新しい安全運航管理システム(先進的TQMシステム)の全体システムの検討と、その基幹システムの開発及び試験運用と評価に関する研究等を行う。

(参加会員等:21機関、部会長:小山東大名誉教授)

 

3. SR 241「舶用EGR等NOx防止システムの研究」(平成11〜12年度)

船舶から排出されるNOxの低減化のため、就航船のIMO対応の運用シミュレーション等を試行するとともに、C02対応でも有効な舶用EGR(排ガス再循環)システムについて、機関の信頼性、耐久性を考慮した新しい排ガス洗浄法によるシステムの研究を行う。

(参加会員等:18機関、部会長:福垣東海大教授)

 

4. SR 242「原油タンカーの新形コロージョン挙動の研究」(平成11〜13年度)

最近、国内外で原油タンカーの新しい腐食挙動に対する関心が高まってきており、その実態を調査するとともに、原因とメカニズムを解明し、各種実験等を実施することにより、適切な対策を検討するための研究を行う。

(参加会員等:22機関、部会長:冨田阪大教授)

 

5. SR 243「スーパーシャロードラフト船の船型開発の研究」(平成11〜13年度)

東アジア地域の浅い港湾等に対応し、B/d=4.5〜5の浅喫水かつ載荷重量の画期的に大きいスーパーシャロードラフト船の船型開発を行うとともに、波浪中、浅水域の運航性能や安全性に関する研究を行う。

(参加会員等:17機関、部会長:池畑横国大教授)

 

6. SR 244「実海域対応の船舶性能設計システムの研究」(平成11〜14隼度)

船舶のライフサイクルに対応した実海域での船舶性能を、これまで未解明であった非線形領域での新しい解析手法も加えて検討し、性能応答推定法、船速低下推定法等の高度化を図るとともに、実船での検証等を実施するなど実用的な性能設計システムに関する研究を行う。

(参加会員等:20機関、部会長:内藤阪大教授)

 

7. SR 245「二重殻タンカーの船体構造寿命に関する研究」(平成11〜14年度)

海洋汚染防止等の観点から、新たに建造・就航している新構造ダブルハルタンカーに焦点をあて、波浪中の荷重や構造応答を収集分析するとともに、実験及び数値シミユレーレョンによる検討を加え、構造寿命評価技術を得るための研究を行う。

(参加会員等:19機関、部会長:藤野東大教授)

 

 

 

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