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タイ国におけるモーダルシフトに伴う新規造船需要に関する調査報告書

 事業名 基盤整備
 団体名 シップ・アンド・オーシャン財団  


しかしながら、その優位性は同システム本来の効率性から生まれているのではない。この種のタグボート及びバージ事業がタイではすでに存在しており、荷主は必要に応じてこれを利用したり返却したりすることができる。従って、荷主は不使用期間の費用を払うことはない。伝統的な曳船及びバージのシステムは当該輸送に専従させると仮定して同モデルで更に解析すると、運航費用が貨物のトン当たり388バーツに増加する。(このケースの場合、2千トンの小規模サイズのバージが最適である。)これは高馬力かつ高速のバージシステムの費用よりわずかに高価である。高馬力なシステムは悪天候な中での航海も可能という非常に大きな優位性がある。そのため、本市場が普及すれば、伝統的なバージシステムも短期的にはより経済的であるが、長期的には高馬力のタグボート及びバージのシステムがより良い選択肢となると考えられる。

 

8.6.2 バンサファン〜レムチャバン

 

基本的に本ケースでは冷間圧延コイルのみはレムチャバンまで他のサービスによって運搬されると考えられる。熱間圧延コイルは、長距離トラック又はバージにより直接マプタプトに運搬され続けるであろう。

本ケースでは、現在の貨物量を運搬するのに必要な船舶のサイズは、非常に小さいものになる。高馬力タグボート及びバージのシステム又は一般貨物船については、モデルから、頻度とサイズの最適な組み合わせは1,500DWTの船舶を週に3度航海させることであることがわかる。Ro-Ro船については、復路輸送貨物を引きつけるために高頻度のサービスが必要となり、最適サイズは更に小さく、約900DWTで週5回の航海である。

 

 

 

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