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図4.3 1989年以降のRoPaxの総トン数の推移

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4.4 船速の推移

1989年以来発注されたRoPaxの平均速力はすべての船種を通じて上昇しているが、その傾向はA3型で特に顕著である。1990年代前半の22ノット前後から、最近の発注船では28ノット前後に高速化している。往復各1昼夜航海を前提とする中距離航路(約200海里)では所要時間に関する条件が厳しいが、近年建造のRoPaxの就航航路となっている長距離航路では、所要時間に関する条件はそれほどでもない。

新規発注のA1型でも20ノット未満から約23ノットヘと平均船速が上昇しているが、A1型RoPaxの船速の変化は恐らく23ノット程度までであろう。なお、A2型が最も船速のばらつきが大きい。

 

 

 

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