日本財団 図書館


また、参考として当該年増加量の1997年貨物量に対する比率を同表中に示した。荷種によってその数値にはばらつきがあるものの、IMFおよび世界銀行15による2000年代前半の世界経済成長率(2%強)にほぼ近い数値である。

なお、タンカーについては平成11年度調査で用いた貨物量予測(lower case)を、基盤協(2000)で用いた貨物量予測(upper case)と併記する形で本書では掲げた。平成11年度の将来予測においては、1997年貨物量の1.0%に相当する年増加量(原油17.7×106トン/年、石油製品5.2×106トン/年)を用いている。これは、過去の5年間における年平均増加率に相当するものである。

バルカーについては、過去5年間のトレンドと基盤協(2000)による将来予測の数値に大きな差異がないことなどから、当該予測値のみを用いた。

 

15 IMF(2001), World Economic Outlook"および世界銀行(2000)、World Development Indicators

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION