図5・2 メチルエステルの燃焼経過
燃焼噴霧の形状は二等辺三角形をなし、773Kの場合に観察された噴霧の横方向への膨張は認められない。噴霧のペネトレーションは速く、未燃の噴霧とほとんど変わらない。これは噴射期間中の大部分が燃焼であること、着火が噴霧根元付近で行われ、先端に向かって火炎が進むための相乗効果の結果と考えられる。
前ページ 目次へ 次ページ