◆オゾン層の破壊(はかい)
南極上空のオゾン層に穴が
フロンガスなどによって、地球を取り巻く大気中のオゾン層というものが減少すると、地球に届く有害(ゆうがい)な紫外線(しがいせん)の量が増えます。このため皮膚(ひふ)ガンになりやすく、白内障(はくないしょう)など目の病気にかかる人も多くなるといわれています。
◆酸性雨(さんせいう)
レモン汁が降ってくる
石油・石炭などの化石燃料(かせきねんりょう)の燃焼(ねんしょう)によって、大気中に排出(はいしゅつ)された有害な煙などが、雨や霧(きり)を酸性(さんせい)に変えます。
酸性雨は森林を枯(か)らし、湖や沼の魚を死滅(しめつ)させます。
◆熱帯林(ねったいりん)の減少
動物たちの住む場所がなくなる
過去50年間で地球上の約半分の熱帯林が消えてしまいました。「生命の宝庫(ほうこ)」といわれ、熱帯林の減少は野生生物の減少にもつながります。また、地球温暖化や気候変動(きこうへんどう)を促進(そくしん)させることにもなります。