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(1)善意の薬物依存者リハビリ計画を成功裏に終了し、

(2)リハビリ計画終了後最低1年間危険な薬物と全く関係のないことを示し、及び、

(3)善意の薬物依存者監視計画に積極的に参加していること。

(e)アルコール依存に関する違法行為のため、免状、証明書又は文書が取消され又は返還をした者に対し、当人が善意のアルコール依存者リハビリ計画を成功裏に終了し、積極的に善意のアルコール依存者監視計画に参加していることを提示した場合、総監は、待機期間を放棄させることができる。

(f)本セクションのパラグラフ(d)又は(e)規定における放棄は、各人に1度しか与えないものとする。

 

§5.903 申請手続き

(a)新免状、証明書又は文書の申請書式は、船舶検査課担当官から求めることができる。

(b)申請書及びその手紙一式は、米国コーストガード総監(G-L)2100 2nd St.SW.,Washington,DC 20593に宛て、最寄りの船舶検査課担当官に差し出さなければならない。

(c)手紙は、新免状、証明書又は文書発行に関する非公式な要求で、次の事項を含むべきものとする。

(1)船舶側雇用者からの手紙で過去3年間個人の仕事の記録を認証したもの、

(2)免状、証明書又は文書が不適格で又は危険な薬物との関連で免許取消を受けたときのリハビリ又は治療を支持する情報、及び、

(3)その他の本件解決の一助となる情報。

(d)船舶検査課担当官は、手紙と申請書を、評価と勧告とともに総監に提出しなければならない。

 

§5.905 申請の際の総監の決定

(a)申請者の手紙及び申請書式は、評価及び勧告とともに、総監の指定する特別委員会に照会するものとする。委員会は、申請書とともに提出された資料及び委員会の判断に適切な検討を与える情報を審査するものとする。委員会は総監にその調査結果と勧告を提出しなければならない。

(b)総監は、新免状、証明書又は文書を発行すべきか否かについて決定しなければならない。申請者は手紙でその決定が通知されるものとする。

 

 

 

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