(5) マングローブに関する情報
島根県の沿岸域における、マングローブの生育に関する情報は得られなかった。
(6) 浅瀬に関する情報
生態学的な価値が認められる浅海域の水底環境は、流出油による影響を受けやすい指標の一つとして挙げられる。
島根県においては、浅海・海浜域としての調査報告はなされているが、一般的に言われている浅瀬の詳細な位置、生物の生息地についての調査報告が行われていない。
(7) 藻場に関する情報
島根県の沿岸域においては、比較的急深のため藻場の範囲は狭く限定されているが、隠岐海区には多く、その種類、特徴、専門家の連絡先等の情報を入手した。
(8) サンゴ礁
島根県には普遍的には、造礁サンゴは存在しないものと考えられる。
1.2.2 生物相及び生物資源生産に関する情報収集
生物相及び生物資源生産に関連したセンシティビティ指標として、塩性植物群落、哺乳類、野鳥、魚類、軟体動物、甲殻類、ウミガメ類及び真珠養殖の各項目を選び、所要の情報収集を行った。
(1) 塩性群落に関する情報
島根県沿岸域には、塩性植物群落は存在しない。
(2) 哺乳類に関する情報
島根県の沿岸域においては、生息に関する情報は確認されなかった。
(3) 野鳥に関する情報
島根県の沿岸域で見られる野鳥の種類、出現場所、出現時期、専門家の連絡先等の情報を入手した。