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緑いっぱいのすがたに広場と左右の山の斜面

 

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グリーンエコーのもう一つの活動地。すがたにの扇状の小さな広場は、何度も草刈りを続けてやさしい草が生えるようになり、草の種類も増えてきた。

テーブルセット3基も置かれ、昼食時の味噌汁作り(青みは広場自生の草)、たまにバーベキューや流し素麺の楽しみもある。野生動物の気配があり刈り残したヒヨドリバナに数種の蝶が群れるなど昆虫も多く生息し、様々な命のあふれる我々自慢の小さな広場である。

 

竹藪の手入れと竹炭など

芝刈りと平行して、マダケ、モウソウチクの荒れた竹藪の整理も始めた。一昨年から始めた竹炭作りは、出来不出来はあっても欲しい人が多く、秋から冬は炭焼きのため、竹を切るが、毎年出現する元気な筍とのいたちごっこが当分続く。

 

ちびっ子も働くのがすき

 

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竹は太くても中が空洞のため、大人の補助があれば子どもでも楽に切り倒せる。春、小学生とグリーンエコーが力を合わせて竹藪の作業をした。はじめ不安気だった子ども達も、なれるに従い元気いっぱい働いてくれた。竹の運び出しとゴミ拾いと(藪の中の不法投棄)短時間であったが数でこなして、老若男女が協力し合ったパワーはすごかった。

 

頼もしい仲間と今後の方向

 

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グリーンエコーの仲間は、おだやかで体を動かすのをいとわず、色々趣味をもち、器用な人が多い。いつ参加しても居心地が良く、満足して働かせてもらっている。不足しているのは若者パワーかもしれない。いずれ、芝刈り、炭焼きなどを体験してもらうと、暖かい雰囲気と自然の空気にひたるのが病みつきになり、通ってくる人が出てくると期待している。また平日にきのこや野草料理、クラフトなどを楽しむ女性グループが出来たらなどと夢をふくらませている。

 

 

 

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