しかしまちなみを構成する家々はほとんど住宅で、店舗は3軒ほどであった。家屋について見てみると、主屋は大多数が草葺きで瓦葺きはわずか1軒、板葺きも1軒であった。大火後、瓦葺きは村井で2、3軒残っており、その後宝暦以前の瓦が電柱工事の際に出土していることから宝暦の頃には町内各所に瓦屋根の建物が点在していたと思われる。
図5-1-1 当町宝暦六子十二月十八日大変前此町之絵図
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