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「海洋科学から見る水惑星の多角的視点にたつ基礎研究」研究報告書? Q&A集

 事業名 海洋科学から見る水惑星の多角的視点にたつ基盤研究
 団体名 日本科学協会 注目度注目度5


Q185 地下水はたくさんあるの?

A185 地球は水の惑星といわれています。地球の水は海に97.5%、氷床・氷山に1.7%、地下水が0.7%で、ここまでで99.9%を占めます。河川や湖沼の水は合わせても0.02%にしか過ぎません。これらの水は太陽のエネルギーにより絶えず相互に循環しています。私達の体の半分以上は水でできていると言われますが、体の中の水もその大きな循環の過程の水です。

氷床・氷山の99.5%は南極大陸とグリーンランドに分布するので、我々の住んでいる数メートル地下にある地下水は最も身近にあって、最も利用し易い水資源といえます。

シリア砂漠のような半乾燥地域では、年間の降水量は200mmにしか過ぎません。それも雨は10月から5月の雨期に集中します。地面で蒸発する量は降水量の13倍の2,500mmといわれてます。この様な砂漠では、地下の深さ3mの水も乾燥期には天空に吸い取られてしまいます。地面の水の収支は赤字になります。しかし、雨期の水は地下に深く浸みこんで、20〜40mの深さで地下水となります。

それに対し、日本では年間降水量は平均1,600mmで、蒸発量は600mmです。日本では1,000mmもの降水が地下水や河川水となって、地面や地下を流れていることになります。日本は地表水ばかりで無しに、地下水も豊富な国といえます。

 

Q186 地下水は汲み上げても無くならないの?

A186 地下水は循環の過程の水です。地下でどのくらいの水がどのように流れているか、地下水の水収支シミュレーションにより、計算することが出来ます。

計算はまず対象地域を決め、計算対象地域を正方形の格子や有限要素の三角形で区分します。ひとつ一つの格子や三角形に地層の透水性、地下水の水位、地下水の涵養量・湧出量、井戸からの揚水量と、計算領域を取り囲む境界条件等の数値を与えます。コンピュータを使って水収支式を解くと、格子や三角形の地下水の水位変化、地下水の流れの様子を計算することが出来ます。

循環している地下水の流れにおいて、許容範囲の水を井戸から汲み上げて使うことが出来ます。

しかし、許容の限度を超えて地下水を揚水すると、地下水の水位が下がっていって、やがて涸渇したり、地盤沈下が起こったり、海岸地域では海水が地下に入り込んできて、地下水の塩水化が起こったりします。

 

Q187 おいしい水ってあるの?

A187 水には美味しい水があります。美味しい水は冷たくて、ほんのり甘く、まろやかな味がします。厚生労働省のおいしい水研究会が1985年に美味しい水の条件を決めました。

 

 

 

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更新日: 2019年8月10日

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