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「海洋科学から見る水惑星の多角的視点にたつ基礎研究」研究報告書? Q&A集

 事業名 海洋科学から見る水惑星の多角的視点にたつ基盤研究
 団体名 日本科学協会 注目度注目度5


されに複製時の誤りによって生じた変異RNAの中に親分子よりも効率のよいものが現れ、親分子を淘汰していった。こうしてRNAは増殖し、進化し、原始スープの覇権者としてRNA独自の世界のRNAワールドを創り出していった。

 

G 水海から陸海へ-1

[植物を中心に]

 

Q66 なぜ陸上の植物は緑色か?

A66 陸上の植物はふつう緑色である。中には赤い葉を持つベゴニアやポインセチアのような変わりものもあるが、これは生育環境に応じて変化したものだ。陸上植物が緑色なのは、祖先がただひとつで、しかもそれが緑藻類という藻類だったためである。藻類には緑色のもの以外に、赤、黄色、茶色などさまざまなものがあり、それぞれ異なる仲間に属する。それなのに陸に上がれたのは緑色のもの、緑藻類の一部だけだった。緑藻類や陸上植物は、緑以外の赤や青の光を使って光合成をする。このため緑の光が反射されて植物が緑に見える。水中では赤い色の光がまず吸収されるため、緑色の植物は浅いところ、つまり陸に一番近い環境にしか住めない。特に水辺のような浅い場所は、乾きやすいので、そのような所に生育していた緑藻類が上陸を始めたのだろうと考えられる。現在の研究では緑藻類の中でもシャジクモ類が最も陸上植物の祖先に近いだろうといわれている。

 

Q67 いつどこで植物は陸に上がったか?

A67 化石記録でみると、はっきりと植物体の形がわかる陸上植物の化石は、今から4億2千万年前、シルル紀中期のタックソニアという植物のものである。タックソニアはヨーロッパ、北アメリカ、中国、オーストラリアなど世界各地から見つかっている。また、オーストラリアからは同じような時期にバラガナチアという現在のヒカゲノカズラというシダ植物の仲間に似た植物が見つかっている。このため、シルル紀には世界各地で植物が上陸を始めていたと考えられている。陸上植物の体には藻類と異なるさまざまな特徴がある。体の表面にクチクラという乾燥を防ぐワックスのような層がある一方で、空気を取り入れる気孔を持ち、胞子という繁殖のための遺伝子を入れるカプセルを作る。また、大型のものには体内に水を運ぶ通道組織という管がある。陸上植物の存在を間接的に示すこのような組織の破片は、シルル紀以前、4億7千万年前のオルドビス紀からすでに見つかっている。

 

Q68 なぜ植物は上陸したのか?

 

 

 

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更新日: 2019年10月12日

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