もちろん、非常に大切なことなのですが、現実的には、どこまで職場が辛抱して、結果を待てるかということになるでしょう。
切り捨てというわけではなくても、限られた定員の中で仕事をしているのですから、上司、人事課などが考えることはいわなくても分かるわけです。
ただ、ストレスの有無などがすぐには分からないこともありますし、性格が絡んでいるような場合には、どう対応してもすぐにいい結果が出るとはいえませんので、このような事例は職場としては大変頭の痛いことになります。カウンセリング・マインドをふまえてというのは大事なことですが、それだけではどうにもならない事例もあることも事実です。
【参考】
第2巻 8 職場不適応とは何か
11 二次介入とカウンセリング・マインド