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季節と違って人生は秋の次に冬が来て、春は来ないわけですから、少しでも秋を長くするという気持ちを持つようにということでしょう。

よく、気持ちを若く持つことといいます。もちろん大切なことですが、年齢相応に身体は老化してきているという自覚は持たなければなりません。その上で、身体の健康を維持するために必要な知識をもって実行するということになります。

代表的なものとして生活習慣病といわれ、従来は成人病といっていたいくつかの病気があります。なぜ生活習慣病というようになったかの理由はともかくとして、食事などを含む生活習慣の中で、あえていえば、余り好ましくない生活習慣が原因でこのような病気が発症するということになるのでしょう。したがって、必ずしも中高年というわけではなく、子供の肥満や糖尿病なども取りざたされてはいますが、やはり、これらの病気が特に問題になるのは、中年過ぎになってからが多いというのも事実でしょう。

このような身体的なことは、メンタルヘルスとも何らかの関係をもっていることは確かですが、職場でも個人でもそれなりの知識をもっていて、何らかの対応を考えていると思いますので、ここでは詳しくは説明しませんが、簡単な表だけ示しておきます。

 

身体健康

いつごろから身体機能の低下が始まるのか?(もちろん、個人差あり)

中高年とは、何才ころからをいうのか?

気持ちを若く持つことは大切だが、身体の老化についての自覚を持つことも大事である。

 

 

 

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