プレジャーボート等の安全運航のために
第四管区海上保安本部航行安全課
1. 海難の発生状況
平成11年の要救助船舶(救助を必要とする海難に遭遇した船舶)は、全国で1,920隻、四管では79隻であり、このうちモーターボート、ヨット、遊漁船などのプレジャーボート等の海難は、全国で806隻、四管では30隻でした。
これら要救助海難に伴う死亡・行方不明者は、全国で146人、四管では10人でした。このうちプレジャーボート等については、全国で21人、四管では1人となっております。
プレジャーボート等の海難の占める割合は、全国では42%、四管では約37%を占め、船舶用途別で第1位となっています。
この傾向は、昭和61年から続いており、海洋レジャーの盛んな当管区の特徴となっています。
四管におけるプレジャーボート等の海難について、船型別にみますと