日本財団 図書館

共通ヘッダを読みとばす


Top > 産業 > 運輸.交通 > 成果物情報

COMPASS NO.38

 事業名 国際的海上保安業務の推進
 団体名 海上保安協会 注目度注目度5


国際緊急援助隊派遣を終えて

羽田特殊救難基地

第三特殊救難隊長

古谷健太郎

 

1. 出発に際して

情報を入手したのは午後4時頃であった。30分弱のランニングを終え、スポーツドリンクを取りに庁舎に入ると専門官が何やら難しい顔をして電話をしているのが見えた。私は「何かあったな。」と直感的に感じ、話が終わるのを待った。専門官は電話を切ると私に「トルコで大規模な地震が発生したらしい。緊急援助隊の派遣要請について確認している。」と告げた。

私が以前リーダー研修を受けた際「派遣の決定に当たり問題となるのが相手国からのオファーである。」ということを聞いていたので、「オファーがあると、ほぼ、出動すると考えて良いな。」と思い、出動に備え人選、器材選定を行った。

携行器材、私物については前回のエジプト派遣の資料を基に決定した。今回は大地震であり期問がどの程度になるか予想がつかないないこと、町全体が倒壊し夜間は野営となることが予想されることから下着類等の個人携行品を多めに持って行くことにした。また我々が普段準備している個人携行バックは布製のボストンバックであるが、海外派遣であることから比較的丈夫なスーツケースで持って行くことにした。

派遣の話が具体化したのは午後5時30分頃と記憶している。不足している個人携行品及びスーツケースを取りに1回自宅へ帰る必要があった。急いで帰り、自宅でスーツケースに荷物を詰め直していると「成田までは羽田のMHで行くことが決定した。」と連絡が入った。車は渋滞が予想されたので非常にありがたいものであった。こうして成田へ着くと2100より結団式を行い、2155にAF273便にて日本を離れパリ経由イスタンブールへ向かった。私が情報を入手したのが午後4時頃であるので、現地時間にして午前9時、発災後6時間である。そして日本チームが出発したのが現地時間で午後2時55分、発災後11時間55分であった。国際派遣ということを考えれば早い対応であった。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






サイトに関するご意見・ご質問・お問合せ   サイトマップ   個人情報保護

日本財団会長笹川陽平ブログはこちら
競艇の収益金はあなたの街でこのように使われています



ランキング
注目度とは?
成果物アクセスランキング
1,446位
(24,463成果物中)

成果物アクセス数
2,896

集計期間:成果物公開〜現在
更新日: 2008年10月11日

関連する他の成果物

1.Annual Report 2000 Japan Coast Guard (海上保安白書英語版)
2.COMPASS NO.39
3.第19回ISO/TC8グダンスク会議報告書
  [ 同じカテゴリの成果物 ]


アンケートにご協力
御願いします

この成果物は
お役に立ちましたか?


とても役に立った
まあまあ
普通
いまいち
全く役に立たなかった


この成果物をどのような
目的でご覧になりましたか?


レポート等の作成の
参考資料として
研究の一助として
関係者として参照した
興味があったので
間違って辿り着いただけ


ご意見・ご感想

ここで入力されたご質問・資料請求には、ご回答できません。






その他・お問い合わせ
ご質問は こちら から