・海洋汚染の通報について
3]その他
・海上環境関係法令等について
・意見交換及び質疑応答
(2) 地区ブロック会議
統括推進員及び各推進員相互の連携を図り、各地区の推進員の啓発活動を活発化させていくため、全国17ブロックにおいて「地区ブロック会議」を開催した。(関東・東海・神戸地区については、推進員及び所轄管区海上保安本部の希望により2ブロック合同会議とした。)
地区ブロック会議には各支部から推進員の代表が参加するとともに、統括推進員及び所轄管区海上保安本部の海上環境担当官並びに管内海上保安部署担当官が参加した。
会議では、ブロック内各支部に配置されている推進員から、それぞれの支部における活動状況や問題点、要望事項などが詳細に報告され、それに対して所轄管区海上保安本部の海上環境担当官及び管内海上保安部署担当官が対応策等について指導を行ったほか、各地で開催された地区海洋環境保全推進運動にかかる実施結果説明及び環境関係法令に関する研修などが行われた。
支部に配置されている推進員数についても、長い海岸線を持ち面積の広い支部の中には、現状の人数では周知啓発活動を行うにも対応しきれないとの意見があり、推進員から人数の見直しを図ってほしい旨要請があった。
また、神戸地区では、昨年度に引き続き、神戸市環境局環境政策課環境教育係児玉康子氏が「こどもエコクラブの活動」について講演を行い、推進活動の実施にあたり自治体との連携を深める一助となった。
北海道地区では、千歳航空基地で会議を開催した後、航空機による管内の視察を実施した。
開催時期も(表-5)のとおり、11月の海洋環境保全推進週間を前にした10月中旬から翌年2月下旬までと各地区の実情に合わせて実施したことにより、今年度の活動状況だけでなく、今後の活動方針を討議する機会にもなった。
(3) 推進員講習会
推進員が啓発活動を行ううえで必要な海上環境関係法令等の基礎知識及び各種情報を提供するとともに、推進員の資質の向上を図るため、所轄管区海上保安本部の海上環境担当専門官を講師として、前記推進員連絡会議にあわせて40支部で「推進員講習会」を実施した。開催支部は(表-4)のとおり。