日本財団 図書館

共通ヘッダを読みとばす


Top > 社会科学 > 社会 > 成果物情報

(小冊子)スピリチュアル・ペインと向かい合うケア

 事業名 保健医療に関する教育及び調査研究
 団体名 ライフ・プランニング・センター 注目度注目度5


発達段階の中で、子どものときには自分は何でもできると思っていたのが、自分よりも1歳か2歳年上の友達と遊んでいて喧嘩して負かされてしまったとします。このような体験によって自分は万能ではないのだということが徐々にわかってきます。家ではお父さんと相撲をとるかもしれませんが、お父さんのほうはわざと負けてあげるかもしれません。それがだんだんと発達していくにつれ、現実に直面しなければならなくなります。幼稚園や保育所に行くようになると、家では自分の好きなように遊べたおもちゃも、誰かに取り上げられてしまったりすることも起こります。このようにさまざまの限界を体験して、自己の限界を体験的に自我の中に取り込んでいくのです。

また、大人になってからは人生の危機に直面してその苦痛も体験していきます。とくに子どものときに自己の限界を自我の中に十分に取り込まなかった場合は、大人になっても自己充足的な生き方を継続するようになり、正確な自己認識をもつのが困難です。

危機に直面していく中で自己の限界に気づくことが必要ですが、それは、人は傷つきやすく、壊れやすい存在で、また、何かに依存しなければ生きていけない存在なのだということです。当然、自己充足的なフィーリングとは相反するものです。したがって、人は自己の限界を受容し、人生では苦痛を体験せざるを得ない自分を受け入れていくのが正確な自己認識のプロセスです。

 

2. 真の自己ニーズ

そうしますと、自分ひとりで何とかできると思っていた個人主義的な、または自己充足的なフィーリングが低下し、自己の限界、もしくは生きる上で体験する苦痛を自分の人生の一部として受け入れていきますと、そこに正しい自己のニーズというものを自覚するようになります。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






サイトに関するご意見・ご質問・お問合せ   サイトマップ   個人情報保護

日本財団会長笹川陽平ブログはこちら

日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION



ランキング
注目度とは?
成果物アクセスランキング
1,815位
(34,899成果物中)

成果物アクセス数
5,493

集計期間:成果物公開〜現在
更新日: 2022年8月6日

関連する他の成果物

1.(小冊子)これからの医療にPOSをどう活用するか
2.(小冊子)痴呆の世界?その理解とかかわりのために
3.(小冊子)最新改訂版 尿もれにどのように対処するか
4.(パンフレット)生活医学シリーズNo.130 わたしたちの家(ホーム)ピースハウス
5.月刊広報誌「教育医療」2000年4月
6.月刊広報誌「教育医療」2000年5月
7.月刊広報誌「教育医療」2000年6月
8.月刊広報誌「教育医療」2000年8月
9.月刊広報誌「教育医療」2000年9月
10.月刊広報誌「教育医療」2000年10月
11.月刊広報誌「教育医療」2000年11月
12.月刊広報誌「教育医療」2000年12月
13.月刊広報誌「教育医療」2001年1月
14.月刊広報誌「教育医療」2001年2月
15.月刊広報誌「教育医療」2001年3月
16.平成12年度海外医療事情調査報告書「北米の臨床医学とその研究ならびに医学プログラムの視察」
17.LPC国際フォーラム 早期退院患者ケアマネージメントに必要とされる技術とその教育
18.(小冊子)よい健康習慣は最大の財産サクセスクル・エイジングへの挑戦
19.ピースハウスふれんずNumber6(2000年9月号)
20.月刊広報誌「教育医療」2000年7月
21.みんなでとりくもう!里山の自然・文化・産業を結ぶ地域づくり
  [ 同じカテゴリの成果物 ]


アンケートにご協力
御願いします

この成果物は
お役に立ちましたか?


とても役に立った
まあまあ
普通
いまいち
全く役に立たなかった


この成果物をどのような
目的でご覧になりましたか?


レポート等の作成の
参考資料として
研究の一助として
関係者として参照した
興味があったので
間違って辿り着いただけ


ご意見・ご感想

ここで入力されたご質問・資料請求には、ご回答できません。






その他・お問い合わせ
ご質問は こちら から