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3] 協力し合う気風が醸成された

この事業が地域の各団体のリーダーの理解、支援を得て進められたことから、各団体相互の横の繋がりが非常に良くなり、この事業以外の取組みにおいても協力し合うという気風が醸成され、また、地域活動に新たな人がボランテイアで参加してくる等、地域ぐるみの取組みとして人的、組織的な面においても、地域の活性化に資する効果があった。

4. まとめ

別府、黒部の両事業は、それぞれの地域において、幅広い地域団体、住民の支援と参加を得た地域ぐるみの事業として進められ、上記の様な貴重な成果を得ることが出来た。そして別府、黒部の両プロジェクトチームは、これらの成果をもとに、今後もさらに事業を推進、展開することにより、「新たな泉都別府」、「小さくとも魅力あふれる(黒部の)まちづくり」を目指すこととしており、当初は模索しながら始まった事業であったが、今後も継続される事業として、いい形で地域に定着したといえよう。

 

 

 

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