2. 新規事業選定に係る調査(H11.5.上旬〜同8.下旬)
別府ONSEN文化国際交流事業に続く新たな支援事業を選定するため、平成10年度の「発掘調査」の調査結果等から7団体について調査を行った。その調査結果から、地域文化交流事業運営委員会は「黒部まちづくり国際交流事業」を平成11年度の新規事業に選定した。
3. 新規事業
(1) 黒部まちづくり国際交流事業(H12.4.13〜18)
・海外招請事業「小さ<とも魅力あふれるまちづくり国際タウンミーティング」(H12.4.15)
欧州4都市の招請者から、それぞれの町とまちづくり等について基調報告を受けた後、「観光・産業・食文化」と「水と花のある景観」の2テーマの分科会で、招請者と魅力あるまちづくりについて熱心な意見交換が行われた。
招請者:蘭(スネーク)、独(ウルム)、英(ケンダル)、スペイン(ビゴ)の4カ国からまちづくり、観光等の関係者4名を招請した。
参加者:地元のまちづくり、観光等の関係者、市民等延べ約340名
【平成12年度】
フォローアップ事業
1. 別府ONSEN文化国際交流事業
(1) テーマ別研修会(H12.4.〜H13.1.)
ONSEN文化の交流テーマの中から「温泉と医療」について、市旅館組合連合会と別府市医師会とが連携して「別府ONSEN地療法研究会」を立ち上げ、滞在型温泉療法プログラム等の研究を行った。
(2) 交流発表会
1) 別府ONSEN健康づくり塾(H12.10.〜同12.)
別府ONSEN地療法研究会の滞在型温泉療法プログラムの研究成果の発表として温泉と健康シミュレーション事業を実施した。
2) 別府八湯ファンゴ(温泉泥)開発事業(H12.11.27〜29)
別府の温泉資源の医療・美容への活用方策をテーマとして、イタリア(2名)と国内(3名)から温泉医療、美容の専門家を講師に招いてセミナーを開催した。
1] 「温泉泥(ファンゴ)活用セミナー」(H12.11.28)
イタリアの温泉地アバノテルメで行われている温泉泥(ファンゴ)を活用した温泉療法について、セミナーを行った。
参加者:別府市医師会のメンバー、看護リハビリ関係者等約30名
2] 温泉資源活用公開セミナー「温泉地における美容について」(H12.11.29)
温泉や温泉泥(ファンゴ)を使った美容や別府の温泉や泥についての事業化の展望等について、セミナーを行った。
参加者:ホテル、美容関係者、泥資源保有者等約70名
2. 黒部まちづ<り国際交流事業
・海外研修派遣事業(H12.11.11〜21)
住民参加のまちづくり、観光を視点としたまちづくり等をテーマとした魅力あるまちづくりについての研修と交流会を行った。
派遣先:蘭(スネーク)、独(ウルム)、伊(ミラノ)
派遣者:まちづくり協議会メンバー9名