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(3) 第3ステップ(黒部セッション・応用編)実施計画案

趣旨

欧州小都市に学ぶ「小さくとも魅力あふれるまちづくり〜水と花のあるまちづくり〜」をテーマに黒部草の根国際交流事業による市民交流を実施し、その成果をまちづくりにいかすことを目標とする。

第3ステップのねらい

ステップIIIでは「実験する・活かす」をキーワードに黒部セッション・応用編として先の二つのステップを踏まえ、再度黒部でタウンミーティングを開催する。黒部の持つ現有魅力を掘り起こし、磨き上げ、あらたな魅力をつくりだす。市民と共に黒部の良さを理解しあうところから出発し、黒部の光る魅力を創出する。

そのために、海外からの専門家、国内街づくり先進事例を持つまちからのリーダーによるタウンミーティングを開催し、今後のまちづくりについて具体的討議を行い、方向を固める。

第3ステップの計画

海外からはすでに交流のある4都市のいずれからか招請し、国内の招請者とともに第3ステップ黒部セッション「実験する・活かす」の趣旨に沿ったタウンミーティングを実施する。まちづくりについて、なるべく多くの黒部市民の参集を得て討議する。また黒部側からのプレゼンテーションなどを通じて黒部をPRする。

時期

平成13年9-10月頃に開催。

招請者

海外招請者2〜4名ならびに国内招請者2〜4名を基本とする。

海外からの1名はウルム市助役アレクサンダー・ヴィッツィッヒ氏とする。

招待者は実際にまちづくりに携わる人達との意見交換、第2ステップ訪欧団員も参加してのディスカッションを組み合わせたタウンミーティングを開催する。今回は単に海外の都市計画や観光の専門家を招請するだけでなく、こうした体験をどう生かしていくかという観点から、国内の先進地域からも招請したい。招請者には実際にまちあるきをしてもらい、黒部のまちづくりの具体的な提言もして頂き、その方策について市民との意見交換となるような方向を打ち出したい

 

 

 

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