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平成12年度第2回地域文化交流事業運営委員会議事録要旨

日時 平成13年2月23日(金)10:00〜12:00

場所 国際観光振興会第2会議室(東京交通会館10階)

出席者 別紙のとおり

 

議題1 報告事項

(1) 黒部まちづくり国際交流事業(ステップII及びステップIII)について

平成12年度事業として実施したステップII(海外研修事業)及びステップIII(平成13年度事業計画:海外招請事業)について、事務局(黒部まちづくり協議会事務局長相川信之氏、同事務局次長藤田信幸氏)より資料に沿って説明があった。出席者の発言等の概要は次のとおり。

相川氏(黒部まち協事務局長):ウルムを研修訪問した際に、観光都市として5つの要件があるといわれた。1]店があること、2]飲食店があること、3]街中に車が入らないこと、4]都市の核としてのエリアが保証されていること、5](街の外の)駐車場からのアクセスが確保されていること一の5点である。

今回の海外研修によってまちづくりの視点、視野がひろがり、大いに勉強になった。

相川氏(黒部まち協事務局長):ステップIII(海外招請事業)では、これまでのステップI(海外招請事業)、ステップII(海外研修事業)で学んできたことを、ひろく一般の皆さんに伝えることを主旨としている。

森野委員:(海外研修は)事前に研修テーマについてよく勉強し、明確にしていたということで、研修・ヒアリングの要領もよく、良い成果が得られたと思う。報告書も良くまとめられている。

ステップIII(海外招請事業)を実施するに際しては、交流テーマ、招請目的等を見えやすい、分かりやすいものとし、事前に相手方に伝えておくことが大切である。

森下委員:黒部まちづくり協議会は、市民のボランティア活動に拠っているが、素人でよくここまできたと思う。黒部(まちづくり協議会)はこの事業を、(エコモ財団の財政支援が無くなるが)今後もがんばって継続していくことにしているが、いろいろな支援を県や市に大いに働きかけたらよいとの応援の声もある。また、この事業が社会事業として成立しているからこそ、地域に丸ごと落ちていくし、また地域も熱くなって、地域ぐるみの社会活動としての取組みとなっている。これは、誰か1人が言い出した事業であったらこうはならなかったと思う。

報告書もよく出来ている。こういうところにも、市民参加による取組みの成果が表れていることが分かる。

 

 

 

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