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4] 黒部の持つ魅力

黒部はすでに美しい自然、豊かな暮らし、立派な施設を持っている。

5] 市民一人一人がガイド役と心得る。ホスピタリテイの重要さ。水と花

6] 都市計画

中心街づくり、町並み保全、道路計画、交通計画、景観計画など諸計画は個々の専門家任せではいけない。総合計画たてること。

7] 保存と創造(古きものと新しきもの)

8] 行政の役割

総合マスタープラン作成と市民コンセンサスへのリーダーシップが求められる。

9] たゆまざる努力

継続が力になり、実績になり、歴史の構築につながる。

 

3. 事業を終えて-実施に関わる意見・成果等-

・本事業を推進するにあたり、黒部まちづくり協議会メンバーを中心にプロジェクトチームを編成し、同時に市内各種団体、ボランタリーの参加を得て本事業を推進することが出来た。

・今回の市内各種団体、ボランタリーの支援・協力について、黒部まちづくり協議会は、今後、国際交流事業を展開していくにあたって、継続的な協力体制ができたものと考えられる-としている。

・本事業は、黒部における「まちづくり」運動に国際的な視点を加える契機を与えてくれた。

・「まちづくり」は日本だけのテーマではなく、歴史と伝統のあるヨーロッパの小都市にとっても古くて新しい大きな課題である-ということを教えられた。

・本事業の実施は、プロジェクトチームをはじめ関係者にとって、今後、黒部に海外から人を呼び、人的交流を拡大することに大きな自信となり、また、国際交流の意義・重要さへの共通の意識の醸成に大きく寄与した。

 

4. 今後の課題

国際タウンミーテイングは、貴重な提言・示唆を与えてくれた。ヨーロッパの4都市が、小都市ながらもキラリと光る個性を持ったまちづくりに如何に努力し成功を収めつつあるかが明確に示された。

本事業計画のステップ1「知る・学ぶ」の国際タウンミーテイングから学んだ諸項目の実践を進めていかなければならない。平成12年度は、次の事業計画であるステップ2「見る・考える」海外セッションを実施する。

 

 

 

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