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6. 塩分採水

SBE21で連続的に測定している塩分値の校正を行うため、東京から120°Wの間で塩分測定用の採水を行う。採水はUTC日時による塩分採水野帳をつけ1日2回行う。また精度検定のため数日に1回程度、同一試料として1回に2本の採水を行う。

別紙-6. 塩分採水野帳 参照

採水手順は、SBE21用海水と分岐している採水用チューブを排水タンク外に出し、バケツで受けながら行う。

 

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塩検瓶は、褐色の耐圧ガラス瓶250mlを使用し、共洗い3回を行った後、肩口まで採水する。その後直ちにSBE21パソコン画面上に表示されている各値を野帳に記録していく。採水後の塩検瓶は、完全に密栓した後、真水で洗浄する(瓶に付着している海水を取り除くため)。洗浄後サンプル瓶はNo.14ロッカールームのコンテナに常温保管する。

 

 

 

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