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陸上トラックを100とすると、内航コンテナ船37.2、台船26.8、フェリー73.6となり、国際海上20フィートコンテナによる輸送では、海上輸送のうちでも特に台船が陸上トラックの3割以下の排出量に止まり、環境負荷低減に有効であることを示している。

 

図7.3 CO2排出量の比較

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表7.8 CO2排出量比較(家電リサイクル品1台当り)

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2] CO2排出量の試算結果

輸送モード別CO2排出量の試算条件及び試算方法は以下に示すとおりである。

ア. 内航コンテナ船

○試算条件

内航コンテナ船諸元:499G/T、1,500DWT、最大航海速力11.5ノット、主機馬力2,000PS、120TEU(国際海上20フィートコンテナ)積載可能

運航ルート:月間8航海(月間航走時間400時間、月間在港時間320時間:神戸、松山、広島で実入りコンテナを船積し、北九州で船卸)

消席率:70%(運航業者ヒアリングより)

神戸港〜北九州港間の航海距離≒254マイル

10ノットで400時間の航海距離≒4,000マイル

 

 

 

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