(2) 鉄道輸送
1] 鉄道による廃棄物輸送実績と許可取得駅
JR貨物ではコンテナ輸送を中心に廃棄物輸送を行っている。コンテナ輸送の拠点となるコンテナ取扱駅は、全国で専用線のみの取扱駅も含めると約140ほどあり、その中で一般廃棄物と産業廃棄物、特別管理産業廃棄物をあわせて約101駅が許可を取得している(平成12年7月1日現在)。
平成11年度の廃棄物輸送実績は年間30万トンで、埼玉新都心計画で発生した土砂の輸送約155万トンを除くと実質的には増加している。これはJR貨物のコンテナ輸送量全体(約2,200万トン)のおおよそ1.4%を占めている。