(2) 環境達成度自己評価ガイド普及のための方向性の検討
普及プログラムの既存事例を参考に、自己評価ガイドの普及プログラムの方向性について検討した。
事業者が自己評価ガイドを活用し、行動計画を策定したり自己評価に基づく事業者の自主的な取組を継続的に続けることによって、環境パフォーマンスのレベルアップが期待できる。
事業者の自主的な取組をさらに促進するものとして、次のようなプログラムが挙げられる。また、それらの実施者は様々な主体が想定される。
1] 参加を表明・登録
2] 指導・支援
3] 表彰制度
4] 認定制度・資格制度
「指導・支援」や「表彰制度」は、それ自体不可欠ではないが、継続的な向上のために役立つと考えられる。また「認定制度・資格制度」を実施するためには、事業者の実績情報の蓄積や資格基準設定等の整備が必要だと考えられる。
以上の項目の関連イメージを整理したのが次の図である。