日本財団 図書館


電光掲示や構内の掲示による事故や運休の案内を行う前には、音声以外の即時的な情報が必要です。現状では設備的な対応が十分ではないので、聴覚に障害のあるお客さまからの問い合わせがあった時は、メモ用紙などで的確に情報を伝える方法が考えられます。

 

088-1.gif

簡潔なメモでわかりやすく。

 

案内板や情報掲示板などは、常に見やすい状態にし、遮蔽物を置かないように注意します。

長距離列車では、聴覚に障害のあるお客さまから申し出があった場合には停車駅の案内、下車駅に近づいた時のお知らせなど必要な援助を行います。

通勤列車やバスでは、こちらから聴覚に障害があるお客さまに気がついて援助することは困難ですが、運行に関する問い合せを受ける場合もあります。メモ用紙とペンなどを常備するようにします。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION