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資料2-0-2

誘導・警告ブロック改善検討会 第1回ワーキンググループ 議事録

事務局

 

1. 日時 平成12年9月22日(金) 14:00〜16:30

2. 場所 (財)鉄道総合技術研究所 東京オフィス会議室

3. 出席者

【委員】 末田委員長(徳島大)、田内委員(岡山県立大)、四ノ宮委員(鉄道総研)

注:田中委員(日本点字図書館)と有山委員(JR東日本)には事前にご意見をうかがった

【事務局】 今田(運輸省)、鈴木、藤浪、大野、青木、薄田、山本、江國(以上 鉄道総研)、岩佐、藤田(以上 エコモ財団)

4. 提出資料

・ 資料W1-1 平成12年度以降の調査研究計画(改訂案)

・ 資料W1-2 警告ブロック敷設幅拡張効果の検証実験の条件一覧と試行回数

・ 資料W1-3 現行の誘導/警告ブロック敷設法に関する認知度調査(案)

・ 資料W1-4 実験実施マニュアル作成のためのメモおよび教示案

5. 議事概要

・ 今回のワーキンググループでは資料W1-2(実験方法)について集中討議した。

・ 警告ブロックのみで拡幅する実験(実験1)と誘導ブロックと警告ブロックを併設する実験(実験2)に分ける。実験1の目的は幅拡張効果がメインとなり、実験2の目的は内方・外方の識別がメインとなる。

・ 2種類の実験に加え、現行ガイドラインの周知度調査を行う(教示段階では警告ブロックと誘導ブロックがあることとその使用の目的を質問する程度とし、詳しい質問は実験後にする)。

・ 測定項目は停止距離、足裏とブロックとの接触程度、白杖使用法、平均歩幅とする。

・ 場所は鉄道総研屋上を予定する(その後、強度の問題からグランドに変更した)。

・ 被験者の募集条件を、全盲であり、白杖を使って鉄道を単独で利用していることとする(盲導犬使用者は除外)。人数は40名を目指す。

・ 条件を揃えるために、通産省の実験にならって、被験者にアイマスクを着用させる。

・ 白杖を使用する条件と使用しない条件の両方を実施する。白杖なしの条件では、ガイド壁を用いる。

 

 

 

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