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船舶電気装備技術講座[艤装工事及び保守整備編](GMDSS)

 事業名 船舶の電気装備に関する技術指導
 団体名 日本船舶電装協会 注目度注目度5


(g) 動作中の無線機の空中線に人体が接触したり、電波障害を受けたりしないように機器の電源を断にし、同時に作業中であることの注意札をGMDSSの機器の電源スイッチに取付けておき、さらに現場の責任者や他の作業員とも打合せて、あらかじめ了解を取っておくこと。

(h) ペンキ塗りの直後や強風、大雨、大雪のとき、又は夜間での高所作業は中止すること。

(i) つり足場などで動揺や反転の恐れのある装置は、あらかじめ点検しておくこと。

(j) 高所作業中は、いかなる場合でも、工具、器材等の投下は避け、降ろすときは、必ずロープで結ぶか、袋にいれて降ろすこと。

(k) 梯子などで昇降する時は、工具、器材等を片手で持たないようにし、腰に付けるかロープ等で別に上げ降ろしをすること。

 

5・1・3 工事後に行う点検整備の一般的な注意事項

(1) 各機器間の配線の導通点検

誤結線のために機器を焼損したり、部品を不良にして多大な損失を招くことがしばしばある。電線は色分けや番号によって識別して結線するが、多心線では不明確な色は一度外しておいて導通点検するのが望ましい。導通テストの場合、一般的には片線を船体として利用する。番号でよくまちがえるのは1と7、3と8、6(六)と9(九)であろう。急がずに一つ一つ確実に点検すること。

同軸ケーブルの心線とシールド線がコネクタ内で短絡していたり、曲がり部分が溶接の熱で短絡していることもあり、時には電線に釘を打ち込まれた事例もあるので、テスターで点検しておく必要がある。

機器の電源と電源配電盤の導通点検は、規定の電圧が供給されるように配線されているか、ヒューズの容量は適正か、直流の場合は極性が合っているかどうかなども点検する。

溶接工事や内装工事によって、ケーブルに傷がついたり、接地したりすることがあるので、各線とアース間の導通を点検する。

 

(2) ケーブル処理

ケーブル処理を確実に行い、ケーブルに合った貫通金物を使って確実に締付ける。ケーブルの接続に誤りのないこと。シールド線やがい装の接地が完全に行われていることを確認し、そのあとにパテ(油性)を詰め込んでおくこと。

 

 

 

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