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(5) 発呼局は、同期手順中に「制御信号3」を受信した場合は、待ち受け状態となり、同一の呼出し信号の送信を行う場合は、57.6秒以上の時間が経過した後となること。

(6) 発呼局は、同期手順中に「制御信号5」を受信した場合は、通信を終了し、同一の呼出し信号の送信を行う場合は、57.6秒以上の時間が経過した後となること。

2 自動識別(識別信号が7文字の場合に限る。)手順

(1) 識別動作において使用するチェックサム信号は、注2に従ったものであること。

(2) 発呼局は、「制御信号4」を受信するとISSとなり、「識別群1(2番目の位置は「空線信号α」並びに1番目及び3番目の位置は発呼局の識別信号の1番目及び2番目の符号とする。)」を送信すること。

(3) 被呼局は、「識別群1」を受信すると被呼局の識別信号の1番目のチェックサム信号を送信すること。

(4) 発呼局は、チェックサム信号を受信すると、「識別群2(1番目の位置は「空線信号α」並びに2番目及び3番目の位置は発呼局の識別信号の3番目及び4番目の符号とする。)」を送信すること。

(5) 被呼局は、「識別群2」を受信すると被呼局の識別信号の2番目のチェックサム信号を送信すること。

(6) 発呼局は、チェックサム信号を受信すると、「識別群3(1番目、2番目及び3番目の位置は発呼局の識別信号の5、6及び7番目の符号とする。)」を送信すること。

(7) 被呼局は、「識別群3」を受信すると被呼局の識別信号の3番目のチェックサム信号を送信すること。

(8) 発呼局はチェックサム信号を受信すると、「識別終了群(1番目、2番目及び3番目の位置は「繰り返し信号」とする。)」を送信すること。

(9) 被呼局は、「識別終了群」を受信すると、次のいずれかを送信すること。

ア 3の通信の流れに従って通信を開始する場合は「制御信号1」

イ 被呼局が通報を送信する必要がある場合は「制御信号3」

(10) 発呼局は、「制御信号1」を受信すると3に示す通信の流れに従って通信を開始すること。

 

 

 

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